フランスでは温故知新

聖闘士星矢・オーケストラコンサート『Pegasus Symphony』は2016年4月9日に開催された。
場所はパレ・ド・コングレ。
ポルトマイヨール駅から直結した場所にある。
この会場は他にもゼルダの伝説をテーマにオーケストラコンサートなども開催しており、
どちらかというと『紳士・淑女世代』のアニメ・ゲームファンならば年に1~2度は訪れるような場所。
日本で言うと東京国際フォーラムに近い。

聖闘士星矢のオーケストラ・コンサートは今年で2回目。
前回はコンサートホールではなく、映画館のような場所が会場で、音響があまり良くなかったと前回もコンサートに足を運んだファンの一人が教えてくれた。

劇場は2~3千人が入れるような大ホールスタイル。

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弦楽器、管楽器、打楽器、管楽器などのベーシックな編成に加え、ギター、ベースやドラムなどロックスタイルも組み込まれていた。
日本からの特別ゲストは2名。
川島和子さんと松澤由美さん。
アンコールでは熱いコールとスタンディングオベーション、指笛に鳴りやまない拍手。

どうしてここまで聖闘士星矢に熱い拍手を送るのか、大ファンだというセシルさんとポールさんに伺った。
「まだ幼いころにはじめて日本のアニメをテレビで見た。その頃、興奮しながら見た思い出とともにある作品だkら、とても大事に思っている」とセシルさん。
ポールさんはセシルさんからの言葉を続けた。
「日本では30年前に放映された古いものだけど、いまだに物語として新鮮味がある。フランスでは本物だけが残るという考え方がある。聖闘士星矢は、そういう意味では本物だと思うし、我々に大きな影響を与えたという意味では偉大なアニメだ」と大絶賛していた。

フランスでは、古いものを大切にする文化があるが、それにプラスして「古い」ことは「本物」を証明するという意味を持たせていたことが大変興味深い。
だからと言って新しいアニメを否定するわけでもない。(ポールさんは新作アニメを一通りチェックするらしい)
まさに古きをたずねて新しきを知る。

余談になるが機動戦士ガンダムはフランスではそこまで人気がなかった。

ポールさん曰く「ガンダムの情報が殆ど入って来なかったし、子供の頃に見たアニメや、何度も再放送された番組でなければ、思い入れは深くなりようがない」とのこと。
国によって、「神アニメ」は大分異なるが、放映時期や、再放送回数などは大いに関係してくるものだと考えられる。

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