これが声優魂!

2016年11月13日(日)に、大崎にて開催された「声優魂」に、取材に行ってきました。

声優魂

このコンテストでは予選を勝ち抜いた中高生21人とインターナショナル枠で出場した2名によって競われます。
アフレコ審査ではアニメ「このすばらしい世界に祝福を」の映像に合わせた演技をし、声優さんや音響に携わる方からアドバイスを受け、さらに成長した演技を披露していました。また後半の掛け合い台詞の審査では、キャラクターの個性が光る、レベルの高い演技を披露していました。

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また今回からは国際大会と名称が変わり、中国上海で行われた中国大会の優勝者である周湘寧(シュウ ショウネイ)さんと準優勝の李芸(リ ゲイ)さんが会場にいらしていました。また中国で、現在声優として活躍されている張傑(チョウ ケイ)さんもゲストとして登壇されました。

 

今回は、こちらの3名の方に、インタビューをしました!

声優魂

 

  • 『声優魂』中国大会 優勝者・周湘丁寧と準優勝者・李芸さんへのインタビュー

 

― 声優を目指そうと思ったきっかけは、なんですか?

(周さん)初めて日本語のアニメを見たときに、日本人の声優さんの表現力に驚かされて、そこから声優のお仕事に興味を持ちました。自分の声の表現で、人を喜ばせたり、感動させてみたいです!

(李さん)周さんと同じく、日本の声優さんの演技力に驚いたことがきっかけです。大学生のとき、日本語でアニメを見るために、日本語を勉強しました。大学では友人に誘われて、ボイスドラマを作成し、その際に、声やナレータの仕事に興味をもちました。その友だちは、今、中国で声優として仕事をしています(笑)

 

―日本の好きなアニメはなんですか?

(周さん・李さん)NARUTO、ONE PIECE、鋼の錬金術師、けいおん!、そして最遊記が面白いです!

 

― これから、声優として目指している将来像はありますか?

(周さん)人を感動させられるような声優さんに憧れています。朴瑠美さんや水樹奈々さんが理想です。私は、アイドル声優ではなく、声優アーティーストを目指したいです!

(李さん)声優を仕事にするのは、現状として難しいですが、とても興味はあるので、最高の趣味として、大切にしていきたいです。

 

― 上海大会の様子を教えてください。

(周さん)みなさん、ライバル意識というより、お互いに台詞を研究し合う大会だったと思います。

(李さん)大会に参加して、初めて台詞について研究しました。それがとても楽しかったです。

 

― 上海大会(日本語部門)に向けて、取り組んだことはありますか?

(周さん)大会では、自由な台詞とナレーションの2つの部門がありました。自由な台詞を話す審査では、アメリカ人の店員さんになりきって演技をしました。個人的にはナレーション部門の方が難しく、ブレスのとり方を練習しました。

(李さん)私もナレーション部門が難しかったです。また日本語の漢字の読みが難しく、インターネットでイントネーションや読み方を調べました。さらに仕事をしながら大会に向けて練習をしなければならなかったので、ルームメイトに迷惑をかけないよう、布団の中で練習をしました(笑)

 

最後に一言!

(周さん)声優になりたい!と思っていても、なかなか一歩が踏み出せないという方がいらっしゃいましたら、ぜひ『声優魂』に挑戦してほしいと思います。

(李さん)実際、将来のことはまだわかりません。また仕事に生かせるかもわかりませんが、「楽しいこと」なので、ずっと続けていきたいです!

 

  • 現役声優 張傑さんへのインタビュー

 

― 声優になったきっかけをお聞かせください。

(張さん)とても長い話になりますね(笑)初めて興味をもったのは、子どもの頃に見たアニメです。そのときすでに、アニメの「音」に興味をもちました。吹き替えの役者になりたいと本格的に思ったのは、中学生の頃でした。

 

― 声優のお仕事には、どのようなものがありますか。

(張さん)中国で一番多い仕事は、テレビドラマのアフレコをすることです。これは、中国特有の文化かと思われます。次に多いのがアニメのアフレコ、ラジオドラマ(といっても、日本のアニメのラジオドラマとは、少し違いますが。)、そして最近増えてきたのが、ゲームのキャラクターの声のお仕事です。

 

― 張さんは、『名探偵コナン』の工藤新一役や、『ケロロ軍曹』ケロロ伍長役など、日本アニメの吹き替えも担当されていますが、その際、気をつけることは何かありますか。

(張さん)アフレコの流れは、日本のものと同じです。すでにキャラクターのイメージが出来上がっているので、それを壊さないようにすることが大切だと思っています。

 

― 本日の『声優魂』をご覧になっての感想を、お聞かせください。

(張さん)日本には、声優の市場があると認識しました。そして今回参加していた中高生のレベルがとても高いです。中国よりも日本の声優さんの人数は多く、優秀な人材が多くいるので、とてもうらやましく思います(笑)

 

― 将来、日本や中国のアニメに対して、望むことは、なんですか?

(張さん)中国の声優業界の人材が、もっと増えるといいと思います。母体の人数が増えれば、優秀な人材も増えるでしょう。そしてアニメの本数ももっと増えていくとよいと思います。

日本の中高生だけでなく、日本のアニメをきっかけに、中国でも声優を目指そうとする方が現れるのは、とてもうれしいことです。
お互いのもつ言葉の美しさを尊重しつつ、『声優魂』が国際的なイベントとしてさらに発展することを願っております。

文責:アリス

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